【徹底分析】天皇杯決勝であらわになった浦和の課題。JチームがFCバルセロナに勝つ道筋を探る スペイン在住コーチ・堀江哲弘

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スポーツマーケティングナレッジ編集部の澤山です。新年1発目の更新は、やや遅まきながら第95回天皇杯決勝(2016年1月1日開催)について。スペイン在住コーチ・堀江哲弘さんによる、詳細な分析をお届けします。

12月、日本の地で現在世界最強と目されるFCバルセロナがFIFAクラブワールドカップ2015で来日し、2試合を戦いました。Jリーグ王者サンフレッチェ広島は惜しくも対戦機会を逃しましたが、そのサンフレッチェを退けたリーベルプレートを、バルセロナはさして問題にせず3-0で蹴散らしてしまいました。

コンディション面に問題を抱えていたとはいえ、J王者を上回ったリーベルプレートが、手をひねられるようにやられてしまう……その事実を見ても、現時点でJクラブとFCバルセロナの差は非常に大きいと言わざるを得ません。それは、サッカーファンなら誰もが感じているとおりでしょう。FCバルセロナにJクラブが勝つ……そんな日がいつか来るでしょうか? 遠い、途方もなく遠い道のりなのは間違いありません。「来ない」と言い切るのなら、サッカーを続ける理由はないでしょう。

しかしながら、ただ来ると信じるだけでも足りません。何しろ、ごく単純に考えても、スペインの国民はFCバルセロナの試合をホーム・アウェイ何らかの形で週1回以上、直接観るチャンスがあるわけです。育成年代の選手たちにとって、この上ない経験でしょう。他にも数多くの課題があることを承知でいうと、国内リーグのレベルが上がることは、育成年代のレベルアップに間違いなく寄与するはずです。

そこで今回は、FCバルセロナを実際に間近で見続けているコーチの1人である堀江さんに、第95回天皇杯決勝を題材に記事執筆を依頼しました。国内最高峰の2チームである浦和レッズ、ガンバ大阪の対戦となった第95回天皇杯決勝は、いちばん直近の試合としては最も日本サッカーの現在地を測る題材になる試合ではないかと考えてのことです。それでは、早速ご覧ください。(執筆日:2016年1月3日)

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