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苦手なショットを得意なショットに! バンカーショット 特集!
アマチュアゴルファーの苦手なショット。
間違いなくワースト3に入るであろうもの。
それはバンカーショットです。
バンカーに入れてしまうことへの恐怖心を捨て去ることができるそんなバンカーショットが上達するゴルフ教材を特集しています。
バンカーショット ゴルフレッスンDVD
アマチュアゴルファーがバンカーショットが苦手な理由。
それは、バンカーショットが通常のショットに比べると異質なショットであること。
そしてあまりバンカーショットを練習する環境がないことが挙げられます。
ちゃんと練習できるとすれば、ゴルフ場のラウンド前のわずかな時間くらいでしょう。
そのためバンカーショットの打ち方を誤解している人が多いのです。
スコアを大きく落とす原因となってしまうバンカー。
バンカーでダフったり、ホームランしてしまったり。
バンカーからバンカーに打ち込んでしまったり。
そんなショットからは卒業しましょう!
正しい知識とわずかな練習で、バンカーショットは得意ショットになります。
そんなバンカーショット上達に特化したゴルフDVDやゴルフマニュアル、ゴルフ教本があります。
バンカーショット独特のクラブの構え方(フェースの開き方)と打ち方のコツという基本的なことから下記のようなテクニック、効果的な練習法が学べます。
- 距離別のバンカーショット術
- 砂質別のバンカーショット術
- 自宅にいながらバンカーショットが上達する方法
- 顎の深いバンカーから一発で脱出するショット
- 目玉状態から一発でバンカーから脱出するショット
- バンカーから150ヤード以上飛ばすショット
- バンカーショットで絶対にやってはならない注意点
- グリーン周りのバンカーから寄せワンを狙う方法
- とりあえず出したいという初心者向けの簡単に出せる打ち方
ゴルフDVD特集サイトお勧めのバンカーショット上達教材
バンカーショットの苦手意識をなくし、バンカーショットの達人になるためにオススメのゴルフDVDやゴルフ教本を紹介します。
バンカーショットに特化した教材の他、アプローチショットやアイアン技術の向上も目指せるゴルフ教材です。
ゴルフDVDのように動画で見れるレッスン教材のシンプルグリーン周り打法やバンカーショットの上達に特化した練習法が満載の体幹軸バンカーがお勧めです。
他にも色々ありますので、ご自分に合っていると思われるバンカーショット上達のゴルフ教材を見つけてください。
新作も続々追加していきます♪
バンカーショットが上達するとこんなことができます!
これだけは押さえたい!自分に合ったバンカーショット!
バンカーとイメージしただけで不安を覚えるゴルファーは私のみならず、大勢のゴルファ ー共通に感じますが、いかがでしょうか?
1番ホールを見渡すと、グリーン脇にぽっかりと口を開けた左右のガードバンカー。
どうしても見えてしまうプレッシャーを感じる光景ですよね!
「気になるなあ、俺の球筋フェード系だから、と言っても左は丁寧に並べられたOBの白杭、しょっぱなから嫌だなあ・・・」と思っている時に限って、ティーショットは右に押 し出し、フェードどころかスライス。
苦手なバンカーがどんどんと近くなる。
そんな経験はどなたもお持ちではありませんか?
バンカーに関しては色々な解説がなされていますが、経験から如何に不安を取り除くかにあるように思えます。
バンカーショットに不安を感じるのは、普段利用するゴルフ練習場にバンカー設備がある のは珍しく、一般的にはラウンド直前のバンカー練習が主で、バンカーショットの練習不足からではないかと思います。
グリーンに近づくまでの一打一打に集中し、余計な妄想に憑りつかれる前にグリーンに上がれればそのホールは大成功です。
万が一バンカーに入ったとしても、冷静にボールのライなど見た目の状況判断で普段のショットができれば、意外にうまく脱出できるように思います。
ゴルフは「メンタルスポーツ」と言われているように、苦手意識を払拭するよう心掛ける
ことが肝心です。
また、バンカーに対する不安を消すことで、スコアアップは無論のこと、その日のラウンドを自信のあるものに変えてくれる上に、次からのラウンドもアグレッシブで楽しいゴルフに繋げてくれるように思えます。
一発で結果が得られるのも醍醐味ですが、コツコツと積み重ねた結果が出せた時は、それ
はそれで、一入に嬉しく「間違ってなかった」という満足感も楽しめるのではないでしょうか。
バンカーショットを身に付ければ、スコアアップだけでなく、よりゴルフを楽しめるようになれるのです。
バンカーショットの基本と練習法
バンカーにはフェアウェイバンカーとグリーン回りのガードバンカーが存在し、それぞれにプレッシャーを感じるショットとなります。
フェアウェイバンカーでの打ち方
フェアウェイバンカーでは飛距離を出したいので、ダフリは禁物です。
従って、フェアウェイから打つようなショットが要求されますが、普段ボールをうまくヒットできるようであれば、100ヤード以上前方のグリーンも狙うことも可能です。
但し、ボールのライがフェアウェイバンカー中央付近にあればよいのですが、バンカーエッジ付近に位置していると、トラブルショットになります。
ボールのライを確認し、一度フェアウェイや後方に戻すなどの安全策の処置も必要となります。
この場合はアンラッキーであったと素直に理解して、これ以上傷口を広げないように対応し、取りあえずこの場を切り抜ける最善の策を考えます。
ガードバンカーの打ち方
一方、ガードバンカーでは飛距離よりもグリーン上のピンに出来るだけ近づけるショットが求められますので、サンドウェッジを用いてボールの3~5cm後ろから思いっきりのいわゆるダフリショットが有効です。
従ってここでは、独特のゴルフクラブの構え方やハザードバンカーからの脱出が要求されるガードバンカーショットの基本を紹介したいと思います。
バンカーにボールを打ち込んでしまったならば、先ずは砂の状態とボールのライを確認します。
サラサラした乾いた砂なのか、雨の後の湿った重い砂なのかを見た目と靴底の感覚で砂の状況を判断してください。
次に、ボールのライと打つ方向の土手の高さ、グリーン上の目標までの距離も見た目で判断しながら作戦を練ります。
一般的ですが、サラサラした軽い砂より、重い砂の場合は、通常のバンカーシットでは、ボールは飛ばず、力強く砂を叩くのですが、トップやホームランも出やすいので少し厄介なショットになると理解してください。
ここからは勇気を持って、目標に対してオープンスタンスで、クラブフェースはやや開いた状態にします。ボールは中央よりですが、靴底の感覚で少し固い砂底と感じたら、クラブを抜きやすくするために少し左寄りのスタンスをとります。
靴底でしっかりとバンカーをグリップしている感覚を持ち、ボールの3~5cm後ろめがけてサンドウェッジを振り降り抜くと、ボールと砂を一緒に飛ばすことが出来ます。
これは、サンドウェッジのソールにはバンスと呼ばれる張り出しがあり、そのバンスがクラブヘッドの砂に潜りにくい抵抗となると同時に砂を爆発させてボールを砂の中からはじき出す効果を発揮させるのです。
多くのゴルファーは、バンカーからボールをすくい出すようなショットをして失敗します。
すくい上げるようにクラブを持ち上げない注意が必要です。
エクスプロージョンショットを意識!
蛇足ですが、バンカーショットは、直接ボールを打つのではなく、ボールの後ろの砂めがけてクラブヘッドを入れて振り抜き、サンドウェッジのバンスを利用しボールと砂を一緒に飛ばす方法、これを「エクスプロージョンショット」といいます。
これらのポイントをつかめば、バンカーへの苦手意識は少なくなりますし、これらの経験を積んでゆくと、以降のコース攻略、さらには次のラウンド時の自信へと繋がってゆくのです。
目玉の処理方法
次にバンカーショットで最も苦労するのは「目玉」と呼ばれるトラブル処理です。
「目玉」とは、ボールが砂のなかに埋まった状態をいい、プロでも神経を使うと言われています。
このようなボールのライの場合、砂を爆発させて脱出する「エクスプロージョンショット」は通用しません。
なぜならボールが砂の中に埋まっているからです。
サンドウェッジ特有のバンスは打ち込んでも砂の中に潜り込みにくいと言う理由から、ボールを砂の中から打ち出せないのです。
ではどうするか?
サンドウェッジのフェースをかぶせるようにリーディングエッジを、ボールの後ろから砂の中へ深く打ち込みます。
この時クラブは振り抜かず、打ち込んだ惰性に任せると、意外にも上手く脱出 出来ます。
しかしながらボールも勢いで止まりにくくなるので、「目玉状態」からの寄せは諦めて、脱出優先に考えましょう。
この様なポイントをつかめば、バンカーへの苦手意識は少なくなります。
またこれらの経験が以降のコース攻略、さらには次のラウンド時のスコアアップと自信へ繋がってゆくのですが、
バンカーでのマナーと注意点
ここで、大事な注意点があります。
バンカーへ入って見た目と靴底の感覚で砂の状況確認は問題ありませんが、クラブで砂の感触を確かめたり、ボールのライ修正などはルール違反です。
また、バンカーショットが終わったならば、備え付けのレイキでバンカー内の足跡や打った跡が残らないように砂を出来るだけ平らに直しておきましょう。
更に、普段から一連のプレーや動作は速やかに行動するよう心掛け、スロープレイなどのエチケット違反やルール違反で同伴者や後続に迷惑とならないよう普段からの心掛が大切です。
バンカーの効果的な練習方法
次に、普段のバンカー練習方法について紹介します。
バンカーショットの練習はコースに出る時以外はなかなかできないのですが、その気になれば、打ちっ放しの練習場でもできます。
ゴムのティーを利用した練習法
それは、打ちっ放しの練習場でよく見かけるゴムのティーを利用しての練習方法です。
ゴムティーの高さを約1~2cm程度の高さにセットし、それに対して蟹股のオープンスタンス、サンドウェッジはハンドレートに構え、リーディングエッジでゴムティーを横から叩くように構えます。
そうするとあたかもボールの後ろからヒットするイメージが沸きます。
そのイメージができたならば、実際にボールをセットしてみると、ボールを直接にヒットせずに払い打ちすることができます。
これはちょうどバンカーで「エキスプロージョン」ショットするイメージになります。
このようにして、あるコツをマスターすれば打ちっ放しの練習場でもバンカーショットに自信がもてるようになります。
バンカー設備がある場合におすすめの練習法
もし練習場にバンカー設備があり、練習できるならば、まずサンドウェッジで砂を払い出す練習から始めます。
同時に、クラブヘッドを目標位置へ正確に打ち込む練習をしながら、砂を払い出す感覚を掴みます。
この時、スタンスの中央付近に縦のラインを跨ぐ様に引き、そのライン両側にできた砂の盛り上がりにヘッドを打ち込む側のみを残して後は平らにすると、クラブヘッドを落とす位置が明確になり、バンカーショットの練習がやりやすくなります。
そして、最初ボールは置かずにサンドウェッジで残した砂土手を払い打ちし、ヘッドを目標地点に正確に落す練習から始め、次に4~5個のボールを置いて、バンカーショットの練習をします。
このような練習で、砂とボールの払い打ちやバンスの使い方を実感しながら練習することで、同時に「エクスプロージョンショット」も体得できるようになってきます。
更には、砂を多く取る、時には少なく払い打ちするなどのバリエーションあるバンカーショットも同時に練習しておくとより実践的です。
また、バンカーショットの練習でもボールに集中し、クラブヘッドを打ち込む位置や振り抜く方向の確認も大切です。
更には、砂を多く、時には少なく払い打ちするバンカーショットも同時に練習しながら、ボールが砂から飛び出す高さや距離も確認しておくとより実践的です。
顎の高いバンカーからの脱出、距離を出す時などが想定できて様々なバンカートラブル処理の練習に役立ちます。
美人ゴルファー村口史子プロの練習方法
このバンカーショットの練習方法は、以前に日本の美人LPGAプロである村口史子さんがテレビのゴルフ番組で紹介していました。
また、村口プロ曰くには、バンカーショットでは決してグリップを緩めないように、またインパクト後も力を抜かず、砂を自分にかけるようにフィニッシュまで振り抜くこともバンカー脱出の大事なコツとも紹介していました。
女性ゴルファーはバンカーショットが苦手!
女性のゴルファーの多くがバンカーショットに苦手意識が強く、なかなか脱出できない原因はインパクトで、砂の抵抗に負け、緩んでしまうのではないかと想定します。
従って、上で述べましたように、バンカーショット時は少し強めのグリップとインパクト後勢いを緩めないフィニッシュを取るようにすれば、バンカー脱出は容易になる様に思います。
ぜひ一度、バンカーでスタンスを跨ぐラインを引き、砂土手の払い打ちにトライして頂きたいと思います。
ここまで「バンカーショットの基本」について述べてきましたが、最後に基本的なコツや打ち方をについてまとめてみましたので、今後の参考にして頂きたく思います。
フェアウェイバンカーに捕まった場合の脱出のコツ
フェアウェイバンカーに捕まった場合は、まずバンカー内ボールのライと打ち出す方向の土手高さを見た目で確認します。
出来れば飛距離を稼ぎたいのですが、ボールがバンカーエッジ付近などのライであればアンラッキーであったと割り切り、その場を脱出する事に集中し、無理は禁物です。
ボールのライがバンカー内の平らで、障害物がない場合はミドルアイアンやユーティリティショットのチャンスはありますが、この場合は目標までの距離等検討した上のクラブ選択が必要です。
この様な場合、私はやはりオープンスタンスで、クラブヘッドはボールの真上でアドレス、そして上から入るイメージを持ちボールをクリーンにヒットさせるよう努めますが、バンカー土手やダフリなどでミスショットする事も多々あり、結果、バンカー脱出の安全策選択が大半です。
特にゴルフ経験の少ないゴルファーは、プロが見せるようなベストショット妄想は抱かず、1でも2でもミスを減らすゴルフが最良に思います。
ガードバンカーに捕まった場合の脱出のコツ
バンカーショットは馴れるものではなく、唯一ダフリショットであると理解し、基本を覚えればむしろ大きなミスには繋がらりにくいものと思います。
スタンスは肩幅に開いた蟹股オープンスタンス、グリップは少ししっかり目でハンドレートに構えます。方向は目標に対して少し左寄りに(右利きの人は反対方向)、下半身を少し落としてどっしりと構えます。
そして、ボールの後方3~5cmのところにクラブを落とすように入れ、砂の抵抗に負けないようクラブヘッドを目標方向へ振り切って行くと意外にも、砂と一緒にボールもふわりと上がってバンカーから脱出出来ます。
最初クラブフェースは開くずにクラブのバンスから砂に落としてゆくイメージを持ってください。
クラブフェースを開くなどのテクニックはバンカーショットに慣れた後体得して下さい。
一度にあれもこれも体得するには無理があり、下手をするとソケットなどの余計なミスを誘発する原因になります。
因みにスイングの仕方はアウトサイドインで振り抜くなど難しく考えず通常のショットと同じで、極力インパクト時砂の抵抗に負けないヘッドの勢いを保ちます。
一方で、不運にも「目玉」状態に遭遇した場合も同様のショットですが、「目玉」の場合、ヘッドの勢いを保ちながらも、ボールの後ろからリーディングエッジを砂に打ち込みますが、勢いで抜き上げないように注意が必要です。
とにかくミスを1つでも少なくする事大切です。
私のバンカーショットの失敗体験談
私はシニアゴルファーですがゴルフ歴は15年とあまり長くはありません。
しかし時間があればゴルフの練習場へ通うくらいゴルフは大好きです。
ここでは私のバンカーショットにまつわる失敗談をご紹介します。
とあるシニアコンペでのこと
ゴルフの様々なシーンで、少し特異に感じるのはバンカーショットではないでしょうか?
またバンカーはなかなか練習する機会がありませんから、苦手意識を感じるのも当然のように思います。
私の行く練習場にはバンカー練習場も併設されているので、私も「上手くなってやろう!」と思い、毎回10球ほどバンカーの練習も行っています。
私のバンカー失敗談は、新年早々に冬ゴルフを楽しもうと、シニアコンペに参加した時のことです。
その日はとても寒い日でOUTスタートでした。
同伴者は60代の女性1人とに70代の男性2人、そして私の4名でした。
OUTコースは順調に進んで、私はスコア46とまずまずの出だし。
休憩約60分を挟んで後半のINに入り、10、11番ミドル、12番ショートと何とかボギーペースの運びで順調に進行。
バンカートラブルは13番409ヤードパー5でした。
ティーショットはハザード池手前10ヤードでクリヤー。
2ndは安全に7番アイアンで約140ヤード飛ばし、ハザードの池もクリヤー。
残り約70ヤードを52度のウェッジでグリーン真中にONの予定が、右にミスショットでガードバンカーへ・・・。
バンカーにどっぷり・・・
気を取り直し、バンカーに入り靴底で砂の確認。
前夜雨の影響からしっかりと締まっているが中は柔らかいと判断。
対策は58度のサンドウェッジで15ヤードほどのショットと見込みバンカーの外で数回素振りしました。
オープンスタンスで、フォロースルーはいつも通り!と自信を持ってバンカーショットに挑む。
ショットのイメージは「ボールはふわりとグリーンに向って落ちピン方向へ転がる」でした。
結果は最悪の約3ヤード前へ飛んだだけ・・・。
そして5打目もまた3ヤードほど前に飛んだだけ。
次第にボールのライは悪くなり、どんどん難しいバンカーショットに変化してゆきました。
落ち着いて振り返ると、何と意外にも大きくダフっていることに気づく。
6打目はコックを少し早めにテークバック、Vの字スイング。
結果ボールはバンカーから飛び出し、ピンに向って転がり、カップまで約5ヤードにつけることに成功。
しかし心の動揺は収まらず、2パットと連続ミス。
この後「折角3打でグリーン近くまで運びながら、勿体無いことでした。」と同伴者に酷評されつつ、13番ホールスコアは8。
ボギーペースが目標でしたがその後もミスは止まらず、後半54と大崩れ。
トータルスコアはグロス100。
ハンディーキャップ18ですから、ネット82で、入賞もできず、失望の一日でした・・・
一つのバンカーで大ゴケ!
別段、顎が高いガードバンカーでもないのに、グリーンにオンした後の転がりを意識しすぎフォロースルーを長くとったこと。
加えてダフリショットが原因でした。
せっかくバンカーショットの練習をする機会があったのに、一発で脱出させるコツを習得できておらず情けない・・・。
そんなマイナスな気持ちを後に引き摺り、スイングミスか?方向が悪かった?など練習してきたことがまるで活かせていない・・・。
と大変惨めな気持ちになりました。
レバタラを言わせてもらえば、この3打のバンカーショットがなければ、ネット79。
一発で脱出できていれば入賞のチャンスもあったのかもと非常に悔やまれます・・・。
私のバンカーショットの成功体験談
私は69歳の極々普通のアマチュアシニアゴルファーです。
ゴルフ歴は、途中辞めていた時期もあり15年程度であまり長くはありません。
ラウンドは月2~3回で、スコアは100前後です。
ここでは私のバンカーショットにまつわる成功体験談をご紹介します。
なじみのメンバーとのラウンド
その日はいつもの顔なじみのメンバーとラウンドしました。
その時の同伴者に「バンカーが兎に角苦手・・・」と言う方が1人。
私はその方に「大丈夫ですよ、サポートしますから」と生意気に進言してしまった時の事を紹介させて頂きます。
ホールは6番、386ヤード パー4グリーンに向かって右にドッグレッグ。
そこからだらだらと下りながら左へ傾斜しティーグランドからはグリーンがブラインド。
左右にOBラインが配置された気が抜けないホールです。
フェードヒッターの私と同伴者2名が、右のカート道路下。
1名のみ唯一グリーンが見えるフェアウェイバンカー手前。
そこで私は、左のガードバンカーはOBも近いし、顎も高いので、避けるようにとアドバイス。
私の2ndはカート道路上から7番アイアンでフルショット。
結果、少しフックがかかりバンカー手前のラフへ。
それを見たバンカー苦手シニアはユーティリティーに持ち替え、ナイスショットするもグリーンの傾斜に持って行かれて、ガードバンカーへ。
「あー失敗した!」との嘆きを慰めるのに「行ってみましょうよ!」とカートを走らせる。
が、やはり高い顎から1~2mほど離れたバンカー内へコロリだった様子。
スイングは何とかできる状態。
3rdショットはラフの私から、56度のアイアンで20ヤードのバンカー越えのグリーンエッジを狙うも飛距離が出せず失敗。
そして、最悪の高い顎から1~2m離れたバンカー内へポトリ。
それを見たバンカー苦手シニアが私に「では、見せてもらおうか」と催促。
基本に忠実に!
58度のサンドウェッジに持ち替えて、先ずはボールのライと砂の確認。
砂は少し固め、アドレスする前に軽く素振りをしながら、自分に言い聞かせるように
「スタンスはオープンに。
右肩が回転しすぎない様、右足は少し大き目に開いて、テークバックは円弧のイメージ。
グリップエンドが下を向く様にコックを早め、ダウンスイングではヘッドの勢いを落とさないよう注意。
決して大きなフォロースルーは取らない。頭は残す。」
と独り言を言いながらボールの後方からスパッとヘッドを落とす。
するとボールはふわりと舞い上がり、高い顎を超えて、上り傾斜のグリーンも相まって、約10ヤードのところから、ピンに寄って行くではありませんか。
私はそこで「大成功」と一言。
その一部始終を見ていたバンカー苦手シニアもコピースイング、両者ピンそば約25cm、そして、全員がパー。
次の7番へ向かう途中カートの中で
「グリーンに近いバンカーショットはあの様にバックスピンをかけながらショットするのですねー、勉強になりました。」
と褒められ、嬉しくなったことの報告です。
皆さんやはりバンカーショットは基本が大切ですよ。
スコアアップに繋がるバンカーショットの攻略と苦手意識の克服
バンカーショット、難しいですね・・・。
プロに比べ、どうしても練習が足りない一般ゴルファーが「バンカーショットは難しい」と感じてしまうのは仕方のないことと思います。
バンカーショットの本質
スタンスは蟹股のオープン・・・
ハンドレートに構え・・・
砂は上からバンスで叩くように多めに等々・・・
頭の中で解っているようで、実践するとなると思い通りには行かないものです。
せっかく調子が良かったのに、バンカーから脱出するのに多叩きして結果ひどいスコアになってしまった・・・
なんてよくある話で、ボヤキもよく聞きます。
これがプロとアマチュアの違いなのでしょう。
何と言っても練習不足なのですから。
アマチュアの我々がバンカーショットは苦手であって当然なのです。
では、どうすればバンカーをうまく攻略し、スコアアップできるか?
それは別の観点から考えることで、攻略法が見えてきます。
先ずは、誤った認識を整理しましょう。
例えば
・バンカーショットは単に鋭角に打ち込むもの
だとか
・クラブはアウトサイドインに、過剰なあまり、すくい打ちになってしまっている
などが考えられます。
いずれもボールは飛んでゆかず、結果バンカーからの脱出も難しくなるように思われます。
特にガードバンカーではクラブを鋭角に打ち込んでしまうとそのヘッドは砂に潜ってしまい、砂を爆発させるように飛ばして、ボールが前に押し出される「エクスプロージョンショット」にはならず、ボールは飛びません。
基本は低いところからクラブヘッドをボールの後方3~5cmの所に打ち込むことです。
こうすることでバンス(ヘッドのソール部分)を加速させて、有効活用できるのです。
また、クラブフェースを開くのは低い位置から打ち込むと、バンスは砂に潜らずザックリを防ぐと同時に「エクスプロージョンショット」のメカニズムに近づくのです。
もう一つプロは確かにピンが近い場合にアウトサイドインのカット打ちを用いる場合もありますが、クラブは通常のアプローチショットと同じように円を描くように振るのが基本です。
極端なアウトサイドインで振るとすくい打ちのようになり、バンカーから脱出できず、更に事態を悪化させて、どんどんと難しくなる事がありますので要注意です。
正しくは、オープンスタンスでアドレスの際にボールを中心にターゲットラインに対して少し左寄りに回り、次にバンスの膨らみが少し右に出っ張る様グリップを手のひらの中で回して変化させると、フェースが真上を向いて少し右に開きますので、そのままフェースターンするようなスイング軌道を取るのが基本と考えます。
手首を回してフェースを開いても、インパクト時にはスクエアに戻ってしまい、上手くバンスを生かしてショットが出来ません。
少し難しい表現となってしまいましたが、一度バンカー練習で試してください。
練習の際クラブは目標のピン方向にスイングする事を忘れないでください。
このようにボールの後ろから少しダフらせるだけで、無理にアウトサイドイン軌道や、上から打ち込もうとしなければ、意外と意識せずにバンスが使え簡単にバンカーから脱出できるようになり、スコアアップに繋がると思います。
ゴルフはメンタルのスポーツ
バンカーの苦手意識は、経験が少ないことから不安になり、
またコースに出た際、視野に飛び込んでくるフェアウェイ途中の「フェアウェイバンカー」やグリーン前後に両サイドの深そうな「ガードバンカー」で失敗するのではないかと苦手意識から生まれるネガティブ思考が悪さを誘発するのです。
ゴルフは「メンタルスポーツ」とよく言われます。これら精神的な不安を上手く攻略して、更なるスコアアップに繋げるには、ハードな練習以外の観点から克服する方法があります。
それはメンタルコントロールで、苦手意識をそらす方法です。
ワンラウンド18ホールを回っていれば必ずトラブルで一つや二つうまく行かなくなることがあります。
この様な心理状態を迎えそのまま引きずると、益々スコアは落ち込んで行くだけです。
こんなイライラや不安のとき、「空を見上げて深呼吸」などのリセット動作や景色を眺めて気持を切り替え、ラウンド前の目標を思い出すなど目の前のうまく行かなくなった意識をそらして落ち着くことも必要ではないでしょうか?
最近はインターネットを通じて、コースガイドなど事前に調査できますし、セルフでもナビ付きカートの普及も進んでいるようで、フェアウェイバンカーやその他ハザードまでの距離など位置情報が即座に得られますから、トラブルを抱えない様対策し、スコアをまとめる工夫が出来るように思います。
例えば、既に紹介しましたように、フェアウェイバンカーやガードバンカーまで届かないクラブ選択などの戦略も立てることが出来ます。
これらのアイデアが今日の自分を強く支えてくれるアイテムと意識することで、スコアメイクの目標を見失わない工夫となます。
それが結果スコアアップに繋がるのではないでしょうか。
とは言っても、アンラッキーもゴルフには付き物です。
届かないクラブで打ったボールが意外にも転がってフェアウェイバンカーに落ち込むこともあります。
「ああー、入ちゃったよ、フェアウェイバンカーは苦手なんだよなー」なんてマイナス思考はせず、冷静にボールのライや前方の土手高さを確認し、スタンスが出来ると判断したら「脱出するぞ!」とクラブを短く持ち、スタンスは少し狭く、ボールは心持右、力まずミドルアイアンでシャープに、自信があればユーティリティーでも構いません。
兎に角ボールをクリーンにヒットすることです。
この様にクリーンにヒットすることが出来れば、比較的フェアウェイバンカーからの脱出はそれほど難しくはありません。
コツさえつかめば、あなたは間違いなく上級者です。
ガードバンカー脱出法
次にガードバンカーですがクリーンにボールを打つのではなく、クラブヘッドをダフらせながら砂を打って、その爆発力でボールを飛ばしてバンカーから脱出します。
このクラブヘッド裏側のバンスを砂に打ち付けてショットする「エクスプロージョンショット」がうまく行くと、「バン」と乾いた音が聞こえるのが目安で、バンスで取った後の砂の色が変わり、また砂を多く取った時と少なく取った後も砂の色は様々ですし、ボールの飛距離も異なりますから、バンカーの練習時様々の打ち方を体得してください。
また、ガードバンカーから一発でピンそばにつけるなど我々アマチュアには奇跡に近いショットです。
プロは豊富な経験と練習量で職人技をマスターしていますし、どのクラブでどの程度砂を取れば、そして振り幅は、更にどこへ落とせばベタピンに寄るかなど肌で身に付けていますから微妙な距離感で対応できるのです。
しかしながら、アマチュアの我々でも日頃のアプローチなどでグリーンの傾斜やボールの転がり等を注意深く観察しておくと、応用できるシーンが結構訪れるものです。そんな時余裕があれば距離感の練習にトライするのも面白いですが、捕まったボールのライが悪く、またホームランの危険がある場合は慎重なプレーで対応するのが無難です。
一発で脱出するための練習法
最後にハザードバンカーから一発で脱出するための練習方法を復唱すると。
- クラブのソールは砂につけずオープンスタンスでアドレス
- ボールの飛距離は、振り幅の大きさ、スイングスピード、取る砂の量で決まります。靴底で砂が少し固いと感じた場合は、クラブの番手を変えて距離を出すなども臨機応変に対応する。
- あまりアウトサイドイン軌道のスイングは意識せずに普通のインサイドイン程度でもボールは上り、脱出できます。
- スイング中は体の回転を忘れずに、インパクト後は体とクラブが一緒に回転して行くイメージを持ってスイングします。
- バンカーショットでテークバックとフォロースルーでコックを使って、Vの字スイング軌道が使えるようになると、スピンを利かしたバンカーショットが可能になります。
基本的にガードバンカーからのショットは、ボールの後方3~5cmにクラブヘッドを打ち込むダフリショットさせて砂の爆発力でボールを打ち出します。
この時にクラブヘッドでボールの下を少ない砂と一緒に打ち出せれば、ボールにスピンを効かせたショットとなりますので、バックスピンの効いた「エクスプロージョンショット」が可能になります。
練習量豊富なプロはこの職人技をピンが近いガードバンカーの脱出に多用しますが、アマチュアの場合はかなりの練習が必要です。
いきなりトライするとダフリショットでバンカーからの脱出がより難しくなったり、バンカーの砂が固い場合はバンスが砂に撥ねられトップボールになったりホームランする事がありますので砂の状態にも注意が必要です。
私のバンカーショットのクラブ選び
バンカーショットでのクラブ選択ですが、当然ながらフェアウェイバンカーでは飛距離を求めますので、ミドルアイアンやユーティリティーなどの選択肢があります。
しかしながら、ボールを上手くとらえてヒットできない場合は、脱出することを優先させるべきです。
また、顎の高いバンカーからの脱出時も、ピッチングやサンドウェッジなど使って脱出しやすい方向へショットすることもバンカーから一発で脱出できるクラブ選択と言えます。
ガードバンカーでのクラブ選び
これに対して、ダフってバンカーから脱出するのがグリーン回りのガードバンカーです。
ガードバンカーでは、ボールの3~5cm手前にクラブヘッドを打ち込こんでダフらせます。
砂を打って、その爆発力でボールを飛ばす「エクスプロージョンショット」が、最も有効なコツですが、グリーン上のピンの位置も様々で、遠い場合は約30ヤードほど飛ばす必要もあります。
その距離をガードバンカーから力を加減してショットしようとするとミスショットを誘発する原因となります。
一度ウェッジのロフトとソールを他のクラブと比べて見てください。
大きく広がったロフト角に大きく張り出したソール部分のバンス、このバンスが砂に潜りにくくし、ロフトも砂からスムーズに脱出できるように手助けをしてくれるのです。
従って、ガードバンカーからの脱出には58度や56度のウェッジの選択が有効になると思われます。
もう一つは、58度や56度のウェッジでの「エクスプロージョンショット」と同じスイングで、52度のウェッジやピッチングウェッジを選択して距離を出すことも考えられますが、これらはひたすらに練習で習得する以外にはないと想定しますので、バンカーが併設されているところがあれば是非色々なウェッジを使って練習して下さい。
練習時に、ウェッジでの爆発力の言葉に引っ張られて、力づくで、リーディングエッジを砂に潜りこませないように注意します。
これは「目玉」トラブルショットの対処法で、ボールコントロールは不可能になります。飽くまでも、バンスを使うコツを体得し、「エクスプロージョンショット」をしっかりと覚えましょう。